協賛のお願い
謹啓 皆様におかれましては益々ご盛栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さてこの度、「第10回高校化学グランドコンテスト」最終選考会を2013年11月3日(日・祝)・4日(月・休)の二日間にわたり、大阪市立大学 学術情報総合センターにおきまして、開催する運びとなりました。本コンテストは、大阪市立大学、大阪府立大学、読売新聞大阪本社が主催し、2004年の第1回から数えて今回で節目の10回目を迎えます。高等学校及び高等専門学校の学生自らが自主的な研究活動を楽しみながら科学的な創造力を培う機会を提供することにより、将来の科学者を育成し、大学としての社会に貢献することを目的としてこれまで実施して参りました。本コンテストは徐々にその規模を拡大し、近畿圏以外に北海道、福島県、長野県、東京都、千葉県、愛媛県、群馬県、岐阜県、香川県、広島県、岡山県、福岡県など全国からの参加募集があり、おかげさまで質・量ともに年々増えて盛会となっております。第10回の記念の年を迎えるにあたり、本事業の今後の発展、およびグローバル人材育成の観点から、会期を2日に延長した記念大会とし、海外の高校生を招へいして「国際版 高校化学グランドコンテスト」を開催いたします。化学を通じて他国の高校生と交流する機会を得ることは、高校生にとってよい刺激となり、教育上も大きな波及効果が得られるものと考えております。
本コンテストでは、参加に要する費用は基本的に参加者の自己負担としておりますが、遠方からの参加の場合に、旅費の工面が本コンテストへ参加する上での主な障害となっております。このような資金面での理由で本コンテストへの参加を断念される事は主催者にとっては大変残念であるため、最終選考会で発表を行うグループについては、その旅費の一部を補助することにしております。旅費の補助も含め、本会議の運営は主催団体による拠出によって本来実施されるべきですが、大学の会計法上、参加者旅費の補助は行えないという制限が課せられております。また、海外からの高校生の招へいには、航空費や滞在費の負担が必要となりますので、より大きな額の補助金を必要としております。そこで、大学および化学に関わりのある多くの企業・団体ならびに個人の皆様からの、資金面でのご支援をお願いする次第です。景気が不安定な昨今、このようなお願いを申し上げるのは誠に心苦しいことではありますが、本コンテストの趣意ならびに諸事情をご賢察いただき、ご支援を賜りますよう、何卒お願い申し上げます。
謹白
2013年6月6日
第10回高校化学グランドコンテスト実行委員会事務局長
篠田 哲史
協賛関連書類(PDFファイル)
1 寄付金募集要項
2 趣意書
3 寄付金特典
4 展示出展募集のご案内